狐論争
キツネについての一般的なイメージについて言及します。
キツネは五穀豊穣の神
日本で数多く存在する、稲荷神社はキツネっをモチーフにされています。
鳥居の前には、両脇にキツネの像がありますよね。
つまりキツネを祭っている神社。
なぜ、五穀豊穣の神=キツネと考えられるようになったのか。
それは、豊作を害するネズミをキツネが捕まえて食べてくれる。
害となるネズミがいなくなるから、豊作になる。
キツネ=豊作の神。
といった考え方のようです。
ではキツネのペテン師的なイメージは?
しかし、一般的にキツネは人を化かすといわれ、詐欺師的な扱いをされていますよね。
これは何なんだと。
神じゃなかったのか?と思うわけです。
調べてみると、キツネが人を化かすルーツは中国にあるらしい。
中国で、キツネ(本来はジャッカルだったらしいが日本にはジャッカルがいないのでキツネ)が、美女に成りすまし国を動かそうとしていたよう。
しかし、役人にキツネが正体だとバレて、遣隋使になって日本にやってきた。
そこでもまた美女に化けて鳥羽上皇をたぶらかす。
しかしバレる。
といった、美女に化けては各国を揺るがそうと企んだことから、キツネは人を化かす信仰が出来上がってしまったとのこと。
ざっくり書くとこんな感じ。
詳しくはウィキペディアでw